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Thunderbolt Displayの「SMCリセット & PRAMクリア」をまず試そう!
Thunderbolt Displayに不具合が起こった場合、まずはじめに確認したいのが今回ご紹介する「SMCリセット & PRAMクリア」です。
AppleのThunderbolt Displayは、さまざまな理由で、接続したMacの映像を写したり、USB周辺機器、LANケーブルや、電源自体を入れたりすることができなくなることがあります。
Thunderbolt Display自体の故障を疑う前に、またAppleに連絡する前に、次のトラブルシューティングの手順に従って、Thunderbolt Displayのリセットを試してください。
状況が改善する場合はありますが、もし改善されない場合、本記事の文末に他の確認方法や故障についての参考記事を掲載しておきますのでご覧ください。
「SMCリセット & PRAMクリア」の具体的手順を解説
それでは具体的手順をご紹介します。必ず上から順番に実施してください。
30秒間の電源オフ
- MacとThunderbolt Displayの両方をシャットダウンし、少なくとも30秒間AC電源から切断します。
- Thunderbolt DisplayのMagSafeケーブルをMacから取り外します。
- コードを抜いて、Thunderbolt DisplayをAC電源から外します。
- Thunderbolt Displayに接続されているすべてのUSB周辺機器とケーブルをすべて取り外します。
- MacとThunderbolt Displayの電源を入れる前に、少なくとも30秒待ってください。
SMCリセットの手順
IntelベースのMacには、Thunderbolt Displayの問題を修正するためにリセットできるシステム管理コントローラー(SMC)があります。これらの手順は、取り外しできないバッテリーを搭載したMacノートブック用です。
- Macをシャットダウンします。
- MagSafeまたはUSB-C電源アダプターを電源とコンピューターに接続します。
- Macの内蔵キーボードで、左側のShift-Control-Optionキーと電源ボタンを同時に押します。
- すべてのキーと電源ボタンを同時に離します。
- 電源ボタンを押して、Macの電源を入れます。
PRAMクリアの手順
- Macをシャットダウンします。
- Macの電源を入れます。
- 起動音が聞こえたら、すぐに [Command + Option + P + R] のキーを同時に押し続けます。
- Macが再起動し、起動音がもう一度聞こえるまでこれらのキーを押し続けます。
- 起動音が聞こえ、数秒したらキーを離します。
「SMCリセット & PRAMクリア」でも直らない場合は?
今回ご紹介した方法を試しても、Thunderbolt Displayの不具合が改善されない場合には、ディスプレイ本体のどこかが物理的に故障している可能性があります。
いくつか参考になる記事をご紹介しますので、ぜひ症状の切り分けにご活用ください。
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